足の速さに課題のある方、指導者へ。
陸上、バスケ、野球、ソフトボール、サッカー、ラグビー……などなど球技全般で役立つ「意識しなくとも自然に速く走れる方法」があります。
それまで支部大会どまりだった部員を、週3回の練習で東京都上位から関東・全国へ導く陸上の名指導者などが最新の速く走る方法をDVDにまとめました。
力学はもちろん、生物学など様々な側面から研究した結果から明らかになった科学的な方法です。
このDVDは力学や生物学の観点から無理をせず、合理的な体の使い方で速く走れるようになる方法がまとまっています。
【DVD内容紹介】 ・「地面を最も強く押している瞬間は?」など、走りに関するよくある勘違いとそれを正す方法 ・走るときの目線や顔の位置のベストポジションとは? ・普通の人でもウサイン・ボルトから学べるコーナリングとは? ・絶対に外せないのに、ないがしろにしがちな走るための基礎づくりとは? ・コーナリングの水平感覚を助け、体幹の動きにも大きな変化をもたらし安定した走りとスピードを手に入れる方法 ・走るうえで重要度がかなり高いことの1つが股関節まわりです。
股関節まわりだけで7つのトレーニング法をご紹介。
・日常生活の動きをトレーニングに変えるための方法 ・坂道を利用した楽に平地を走るための3つの練習方法 【監修者・解説者紹介】 小田伸午(おだしんご) 東京大学教育学部体育学科卒業。
京都大学高等教育研究開発推進センター教授を経て、関西大学人間健康学部教授。
1983年から1990年にかけて日本ラグビー協会強化委員。
日本代表チームトレーニングコーチを務めた。
また1984年から1989年には京都大学ラグビー部コーチおよび監督も務めた。
数年前より、世界のトップアスリートの動きの研究により、『二軸動作』・『常歩(なみあし)』を提唱している。
著作活動、講習活動を通じてその普及に務めている。
また、幼児向けの運動プログラムである遊健運動プログラムの監修を行っている。
スポーツ科学はヒトの動作を外から観察及び分析した客観的な学理であるとし 「動作者が実際に動作をする刹那は、主観的な感覚で動く」 「客観と主観はときとして一致せず、ずれている」 など、互いにずれた客観と主観の調和を求めて研究している。
<著書> 『身体運動における右と左 筋出力における運動制御メカニズム』 『運動科学 -アスリートのサイエンス-』 『スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと』 など多数 淺川俊彦 2003年より東京大学教育学部附属中等教育学校で陸上部の顧問を務める。
それまで支部大会どまりだった部員を週3回の練習で東京都上位から関東・全国へ導く。
江東森下校にて運動能力向上教室を開催時には特別講師として招かれるなど、 様々な場面で活かせる「走り」や「身体の動く仕組み」について説く活動も多い。
山本幸治 大阪市立桜宮高等学校陸上部顧問 ・全国高校総体(インターハイ)女子3000m競歩優勝(平成22年) ・ 日本ユース陸上競技選手権大会 女子三段跳優勝(平成20年) など、 大阪市立桜宮高等学校陸上部の功績は多数。
【内容紹介】 感覚で養う身体操作 初っ端からいきなり「走り」の誤解を暴いていく大胆なスタート!今まで自分も騙されてきたのか…信じられない受け入れたくないでも知りたい。
あまり重く考えないで気楽に視聴してください。
クイズ形式で楽しくその誤解を正していきますよ。
もし誤った思い込みをしていたと発覚しても決して落ち込まないで。
簡単に頭からも身体からもその誤りを払拭する方法だってしっかり紹介、アフターフォロー万全です。
強く地面を蹴れば速く走れる? 地面に強い力を与えないとスピードは出ない…あなたもこの定説聞いたことありませんか?これは力学的には正解です。
「力学的には」です。
では「意識的には」どうなると思いますか?このDVDはただやみくもにあれも間違いこれも嘘と、陸上を冒涜しているわけではありません。
正しいことは正しいと再認識することで新しい研究結果や発見を、長い間誤解をずっと信じてきたという方にもすんなり受け入れられるよう詳しく丁寧に解説します。
接地時の脚の向きはまっすぐが良い? さあどうでしょう、小田先生はここで地面を蹴る際の脚(膝)の向きは?というクイズに「まっすぐ」「やや外側」「やや内側」という三択を用意して下さっています。
あなたはどの答えを選ぶでしょうか?小田先生自身も現役時代、ずっと誤解したままでいたそうです。
誤った指導を受けていたからこそ、その解説にはとてつもない説得力があります。
不正解を選んだあなたは早速DVDを観ながら実践してみてください。
走るときは顎を引くべき? そりゃそうでしょ!って言ってやりたくなりますね。
顎を突き出して走ってるプロ選手がいるでしょうか?想像するだけでみっともない感じがします。
しかも絶対遅そう…。
しかし時に常識は革命のようにひっくり返ることがあるのです。
多くの方が「常識」「当たり前」と思い込んでいることだからこそ真相を知ってもらいたいこの場面では、動画にも工夫をして選手自身は勿論、指導者さまにも非常に分かりやすく仕上げています。
ウサイン・ボルトから学ぶコーナリング ボルトはジャマイカの選手でその功績は…って、説明は不要でしたよね、失礼しました。
かの有名なボルト選手の走りを研究した結果をここでしれっと公開してしまう太っ腹企画、絶対見逃さないで!やっぱり走りの天才は違う、普通の人とボルト選手の明らかな違いをこっそり教えてしまいます。
その天才的な走りとコーナリング、陸上長距離走だけでなく広い屋外で勝負するサッカーや野球選手にも役立つ情報。
しっかり盗んでしまってください。
主観と客観のズレ あなたが陸上部所属なら「あいつ、めっちゃ良いフォームしてんなー」と感心したのに、本人は「いや全然」なんて言われて「謙遜のつもりかよ?」なんて経験ありませんか?もしくは「腿がよく上がってて良い感じだったよ」と褒められたけど自分的には全然上がっている感じしなかった、なんてことは?これが主観と客観のズレです。
そしてそのズレ、そのままにしておいて良いのか悪いのか…このように今日でも陸上界に残る誤解は、ここで紹介した以外にも沢山暴いていくのでお楽しみに。
基礎身体作り?股関節ストレッチ 誤解を解いたら早速、走るための基礎を身体に吸収していきましょう。
画像を見て「こんなことは当然やっている」と思うのであれば、だからこそしっかり動画で観ていただきたいのです。
基礎中の基礎を誤ったまま続けると、後でどんなに良いトレーニングを組み込んでも無効になる可能性が高くなるので、正しい股関節ストレッチを知ってください。
特に今の走りや過去教材トレーニングで充分な満足を得られなかった方は端折らず必ず見てくださいね。
基礎身体作り?肋間つぶし 物騒なネーミングですが恐ろしいことは何もございません、ご安心ください。
また、こちらも画像を見る限り「走ることが目的なのになんで椅子に座ってんの?」とお思いでしょうが、椅子を使うことで特に初心者の方をはじめとするコーナリングの水平感覚を助け、体幹の動きにも大きな変化をもたらします。
場所を取らない為に学校の休み時間や室内でいつでもできるので特にオススメの基礎身体作り法です。
基礎身体作り?股関節の抜き ランニング動作とは意識すると、接地している側ではなく、スイングすなわち遊脚側の股関節が下がります。
そのような動作を意識するのではなく自然にそう動くようになるためのトレーニング。
ちょっとした高さのある台が必要となりますが、ぐらついたり破損の危険のないものであればどんなものでもO.K.ご自宅でテレビを観ながらでもできますので、飽きずに長く続けられるのも特徴です。
ご自宅や学校、街中で階段などの段差を利用するのも◎ 基礎身体作り?ハードル跨ぎ ハードル走選手だけではなく、全ての「走る」選手に有効な股関節外旋ストレッチ。
走るための基礎身体作りは、1にも2にも股関節です。
ここでのキーワードは敢えての「安定させない」?その他基礎身体作りトレーニングは全部合わせて7つもご紹介しています。
初心者から長年陸上はじめ他スポーツ競技に籍を置ていた方、身体に大きな成長が見られる中学生から身体が出来上がった高校生まで、幅広くカバーしているのです。
動きつくりの基となる考え方 筋肉だけで走るのはもう古い、動きつくりの考え方に入る前にその発想の源について徹底解説。
「偉い先生が言うんだからそうだろうな」では、どんなにすばらしい講義も心どころか頭にも残りません。
その源は何なのか、を理解することで心と頭で理解し、そうすることで身体に素早く反映していきます。
淺川先生の模型を使った解説はとても分かりやすく、指導者さまにも是非聞いていただきたい内容です。
椅子を使って良い姿勢を探る 殆どの中高生は朝8時ぐらいから15時ぐらいまでの長い間、何をしていますか?授業を受けていませんか?そしてその間ほぼ座って過ごしていませんか?そしてこの時間が部活が始まってもイマイチ本調子になれない、そして数ある教材で紹介されたトレーニング法が本領発揮できない大きな落とし穴となっています。
だからと言って授業放棄する訳にはいきません。
授業時間を利用してこそトレーニングが活きるこの方法、必見です! 動きつくり?自然体の立ち姿勢と肩関節外旋 座って姿勢を探ったら次は立った状態で。
日常生活からどんどん「走る」に適した身体を取り入れて行きましょう。
バスや電車を利用して通学されている選手は注目!立ってるだけで腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)が鍛えられちゃう秘訣公開です。
徒歩通学の選手は朝礼の時間などを利用してしまいましょう。
但し、校長先生のお話は心を豊かにするもの、夢中になって先生のお話を全然聞いてなかった、なんてことにならないように注意してくださいね。
動きつくり?力感無く歩き出す・走り出す バスや電車で通学していない選手さん達にだってチャンスはあります。
徒歩通学及び授業による教室への移動だって利用できるんです。
力を使わず重力を味方につけて歩く・走るを体得しましょう。
全力疾走でなくていいんです。
ただ歩いている時だってこの感覚を身に着けることで自然にもっと早く、もっと理想のフォームで走れちゃう身体が出来上がるのですから。
こうして日常をも利用できる身体つくりは他にもまだまだあります。
今まで「走り」に使っていなかった時間を最大に活かしましょう。
動きつくり?左右の軸感覚を活かすバックウォーク 重力を味方に付けるのが「走り」を極めるコツ。
しかし多くの陸上選手が、いえ陸上に限らず全ての走るという場面で、殆どのひとが重力とケンカしながら走っていることをご存知でしょうか?何故か人間の脳には、走るときに目一杯筋力を使うようにプログラムされているようです。
鬼ごっこの時はそれでも良いかもしれませんが「スポーツにおける走り」を習得するために左右の間隔を活かし重力とは親友でありましょう。
ここまでの基礎身体作り、動きつくりをすることで、どんなトレーニングも大きく力を発揮するようになります。
走りの進化論〜なぜ、力感があると速く走れないのか〜【小田 伸午(関西大学 人間健康学部 教授)監修】DVD
© 北京原人でもわかる小田 伸午入門